横浜市は11月25日、「東高島ポンプ場築造工事」と「栄処理区柏尾川右岸幹線下水道整備工事」の施工者選定に伴う一般競争入札を公告した。総合評価落札方式を採用。WTO政府調達協定の対象となる。土木工事業の特定建設許可業者で構成する3〜6者JVでの参加が条件。12月9日まで参加申請を受け付け、2026年1月9〜14日の入札期間を経て2月3日の開札で落札者を決める。それぞれ、横浜駅と戸塚駅周辺の浸水被害を軽減させる施設整備の一環。
いずれの案件も、経審の総合評定値(土木一式)がJV代表構成員は1200点以上、第2位構成員は1100点以上、第3〜6位構成員は900点以上を条件とする。
東高島ポンプ場は整備中の「エキサイトよこはま龍宮橋雨水幹線」(西区岡野2ノ9ノ1〜神奈川区星野町5地先)に接続する施設となる。
地階の躯体をニューマチックケーソン工法で築造するため、11万1329立方bを掘削する。最大掘削深は73・5b。33年3月25日の完成を目指す。
建設地は神奈川区星野町1ノ15地先。
入札に当たっては標準型の総合評価落札方式を採用。JV代表構成員には掘削工1万立方b以上の水処理施設や、施工深度40b以深のニューマチックケーソン工法を用いた土木構造物の築造工事などの元請としての施工実績が必要。
25年度当初予算で26〜32年度を期間とする債務負担行為として限度額400億円を設定している。
一方、柏尾川右岸幹線は、既存の戸塚ポンプ場(戸塚区戸塚町127)と笠間ポンプ場(栄区笠間3ノ30ノ1)を雨水幹線でつなぐ施設。中間地点にある栄第二水再生センター用地(栄区長沼町96ノ1地先)にポンプ場を新設して、柏尾川に排水する計画となっている。
幹線を2区間に分けて新設するうち、今回の工事は戸塚ポンプ場側のルートが対象。栄第二水再生センター内に発進立坑を築造して、戸塚ポンプ場内の到達立坑に至る延長2657・9b、仕上がり内径4500_の雨水幹線を泥水式シールド工法で整備する。完成期限は32年3月31日。
入札は簡易型の総合評価落札方式とする。JVの代表構成員は仕上がり内径3600_以上や、最小曲線半径60b未満の施工箇所を含む密閉式シールド工事などの元請施工の実績を求める。
提供:建通新聞社