加須市は第4回定例会に提出する補正予算案を公開した。建設関係では、中学校施設整備事業に16億8655万3000円を計上。空調設備などの整備工事を行う計画で、25年度内の発注を目指す。そのほか、会の川用悪水路の護岸修繕工事に係る負担金として、6422万円を盛り込んだ。
中学校施設整備事業では、体育館や武道場の空調設備設置およびLDE化を行う。また体育館に併設されたトイレ改修も実施する。市内全ての中学校8校が対象となる。
空調設置は酷暑対策や、災害時の体育館活用を目的として進めている。各校10台程度の設置を想定。体育館のキャットウォーク上の設置や、その下に吊り下げることを検討している。受変電設備の増設も視野に入れて計画を進める。
LED化については、体育館のアリーナを除く一部箇所や、武道場で行う。トイレ改修は洋式化・乾式化を狙う。
これら全ての設計を、第一建築設計事務所本店(川越市、電話049−243−0357)が2026年2月6日までの履行期限で進めている。
12月10日閉会の定例会において予算案が承認されれば、間を空けず入札を行う。同事業は議会案件となるため、26年第1回定例会で工事契約の承認に向けて手続きを進める。なお工事発注は8校を分割して行う想定だが、学校数とその組み合わせは検討中とのこと。
会の川用悪水路の護岸修繕工事については、9月6日に大門町289番12地先の会の川護岸(左岸)約37mが崩落した。そのため見沼代用水土地改良区が発注者として工事を進めている。
現在は仮復旧工事を終え、管理者である同土地改良区が本復旧工事に向けて調整を進めている。市はこれらの工事費の一部を地元負担分として負担するため、必要経費を措置する。
予算が可決されれば30億6004万7000円を追加し、一般会計累計総額は535億6814万円となる。
提供:埼玉建設新聞