トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2025/11/27

【大阪】近畿地整など京奈和道連絡調整会議 876億円増額示す

 国土交通省近畿地方整備局と奈良県、NEXCO西日本は11月20日、奈良県内で事業中の京奈和自動車道についての連絡調整会議を開いた。事業の進捗状況と課題について共有し、事業費の見直しでは全体で約876億円の増額となる見通しを示した。今後、近畿地整の事業評価監視委員会に諮る予定だ。
 増額の内訳は、前回事業評価から物価上昇による資機材費と労務費で510億円、地質条件の変更により324億円、埋蔵文化財調査の追加で57億円とした。また道路別では京奈和自動車道のうち大和北道路では540億円を増額し1430億円、大和御所道路は336億円を増額し6136億円の事業費を見込む。
 大和北道路の(仮称)奈良インターチェンジ(IC)〜郡山下ツ道ジャンクション(JCT)の延長は6・3`。詳細設計に伴う各構造物位置での地質調査を実施。その結果、支持地盤より深い部分の地質から支持層を見直したことで、地盤改良の追加や橋梁の杭長を変更する。地盤改良の範囲は約6200平方bで、杭長を見直すのは112基中の108基(橋台含む)。予備設計段階では15bとしていた杭長を、32・5b〜35・5bに見直す。また埋蔵文化財調査では、確認調査で平城京に関する遺構があったため、調査範囲を広げる。
 合わせてこの他の箇所では、事業進捗の状況と課題について確認した。大和北道路の(仮称)奈良北IC〜奈良IC(延長6・1`)では、シールドトンネル工事の安全・安心な施工に関するガイドラインの策定や、有識者の技術的助言を踏まえたトンネル構造の決定が必要とした。また大和御所道路では、今後大規模な開削トンネル工事を実施予定で、公共交通などへの影響が最小限となるよう、施工調整が必要だとした。
 また、奈良県からは、2031年委開催を予定している国民スポーツ大会に活用できるよう早期の供用開始などが要望された。
 ※図は建通新聞電子版に掲載中

 提供:建通新聞社