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建通新聞社
2025/11/28

【大阪】近畿地整 2025年度第2回新技術活用評価会議で5技術を承認 

 国土交通省近畿地方整備局は11月25日、2025年度第2回新技術活用評価会議(座長・井上晋大阪工業大学学長)を開き、@塗装周期延長耐食鋼(CORSPACE)AFDドレンRE(取り換え用意タイプ)B工事用安全ルーフ灯Cセントル型枠解体工法(ジャッキダウン工法)D鋼構造物を主体とした超耐久性防水・防食工法E塩害対策用高遮断型下塗塗料「タイエンダー下塗」―の全6技術を審議した。審議の結果、Bの1技術のみ承認保留とし、他の5技術は承認、うち2技術は活用促進技術とした。
 塗装周期延長耐食鋼(CORSPACE)は、鋼材に微量に添加したスズの効果で鋼構造物のライフサイクルコストを縮減が期待される鋼材。FDドレンRE(取り換え用意タイプ)はインサートアンカー付き鋼製排水溝で施工性の向上が期待できる。セントル型枠解体工法(ジャッキダウン工法)は、トンネル工事のコンクリート打設に必要なセントル型枠の坑内解体に関する工法で、工期の短縮や、経済性の向上などが期待できる。鋼構造物を主体とした超耐久性防水・防食工法はマイクロクリスタリンを主原料としたワックスによる防水・防食テープで工期短縮や経済性・耐久性の向上が期待できる。塩害対策用高遮断型下塗塗料「タイエンダー下塗」は低温乾燥性を有した高遮断形弱溶剤形変性エポキシ樹脂塗料下塗で、高耐久とライフサイクルコスト低減が期待できる。
この他に評価会議では、過去3回の会議で承認された技術の中から本省の新技術活用スキーム検討会議に推薦する「推奨技術」などを決めた。また、これまでに推奨・準推奨技術に承認された全10件の技術に関しては引き続き推薦継続を決めた。
 議事に先立ちあいさつに立った井上座長は、「企業の努力によって新しい技術が社会に生かされている。この会議では新しい技術を利用していけるように審査し、良い技術を世の中に出していきたい」と述べ、新技術を社会実装することの重要性を強調した。
 同会議では、民間企業で開発され、NETIS(新技術情報提供システム)に登録された新技術について技術の成立性や技術特性、活用効果の評価を行う。評価の結果、活用効果が優れていた技術は、有用な新技術(活用促進技術など)に指定する。有用な新技術はNETISホームページで公表される上、施工者選定型での活用により工事成績評定へ加点されるなど、現場での普及をより一層促進する。
 ※写真は建通新聞電子版に掲載中

 提供:建通新聞社