富山県経営管理部財産管理室は、県庁周辺県有地等有効活用に関する基本構想(素案)を取りまとめた。12月14日まで意見を募集する。
対象地は県庁前公園(1・2ヘクタール)、旧NHK富山放送会館跡地(3610平方メートル)、県庁舎・敷地(4・1ヘクタール)、松川で、富山駅と商店街地区の中間に位置するエリア。アクションプランとして、空間・施設に対する施策(5つのアクション)を設定した。内容は次の通り。
(1)ウォーカブルで一体的な歩行者空間を生み出す
・ウォーカブルで一体的な街区のグランドデザインを定める
・駐車場の配置に関する方針を定める
・本館周辺の既存の県有施設の配置に関する方針を定める
・道路の歩行者空間としての充実化を図る
(2)まちなかにおける緑のオープンスペースを創出する
・緑の空間創出に関するグランドデザインを定める
・既存の公園施設・植栽の利活用方針を定める
・新たな公園の機能を導入する
(3)松川べりを憩いの水辺空間として魅力を向上させる
・松川べりを水辺空間として魅力向上させるための空間活用方針を定める
・賑わい機能や活動を創出・誘致する
(4)歴史ある県庁舎本館をまちに開かれた賑わい拠点として複合的に活用する
・庁舎機能や複合的な活用の方針を定める
・複合的な活用に向けて新たな機能を導入する
(5)富山駅〜商店街地区との連続性・回遊性を高める
・周辺エリアとの連続性を高める歩行者動線のデザインを定める
・回遊性を高める機能や活動を創出・誘致して周辺エリアとの連携を強化する
検討事項としては、▽駐車場の配置・規模・コストの検討▽エリア全体の緑の配置▽官民連携手法の導入検討▽エリアマネジメント体制のあり方−などを挙げた。2026年2月の第3回県庁周辺県有地等の有効活用に関する検討会で最終案を取りまとめる。
県は、24年度にアイデアコンペを行い、3月に富山経済同友会と共同でエリアコンセプトブックを作成。今年度は、サウンディングを開いたほか、NHK跡地の暫定活用に向けた民間提案制度を実施している。