国立大学法人京都工芸繊維大学は、京都市上京区の西陣宿舎の廃止を決定、定期借地権の設定を前提とした跡地の有効活用に向けた事業スキームの検討に乗り出す。
西陣宿舎は、京都市上京区新町通上御霊前上ル下清蔵口町483他6筆に建ち、敷地面積は7247u。用途地域は第一種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)。西陣宿舎として1号棟・2号棟・3号棟が建ち、児童遊園、ポンプ室、駐車場・駐輪場スペースなどが配置されている。
令和7年10月9日に廃止を決定し、9年9月30日で廃止することとなった。
跡地の有効活用に向けた検討で想定するスケジュールは、令和7年度の後半で活用方針を決定し、8年度の入札準備等を経て、9年度の前半に入札公告・開札し、契約。その後、解体に入る見通し。
京都工繊大は11月25日、「京都工芸繊維大学西陣宿舎跡地における定期借地権設定に係るアドバイザリー業務一式」について、一般競争入札で公告した。
当該業務は、対象土地の定期借地権設定による貸付を検討するため、幅広い知識と高度な専門能力を有する専門機関(アドバイザー)による総合的な支援を受けるとともに、土地貸付の相手方(借受者)の選定に係る一連の手続きに対しての支援を受けることで、適正かつ円滑な定期借地権設定による貸付を行うことを目的としている。
業務内容は、(1)定期借地権設定を前提とした事業スキーム及び借受者選定手続き方法等の検討支援(@貸付地の物件調査A土壌汚染調査等の京都工繊大が実施すべき調査等の提案及び実施に必要な支援B貸付地及び貸付地周辺の現状、関連する上位政策、都市計画及び周辺の開発事例等を踏まえた法的要件や課題等の検討、整理及び対応に必要な支援C貸付地を最大限に有効活用できる事業スキーム及び借受者選定手続き方法等の検討、提案及び京都工繊大の意思決定に必要な資料の作成D事業実施上の課題やリスクの洗い出し及び対応策の検討、整理及び対応に必要な支援E事業収支の検討F貸付地の特徴を踏まえた市場調査(民間事業者等へのヒアリング含む)、(2)国立大学法人法第33条の3における土地等の貸付けにかかる文部科学省への認可申請支援(@認可基準及び事業スキームに準拠した申請書類等の検討、作成A文部科学省との協議支援)、(3)借受者選定等の実施支援(@公募実施に必要な公募要領等資料の検討及び作成A参加資格要件の検討及び作成B提案評価方法(評価項目・評点配分、審査上のポイント整理等)の検討及び作成C質疑応答における質問への回答の検討及び作成D公募説明会、現地見学会の実施に必要な支援E資格審査や提案書審査における審査委員会の開催・運営に関する支援F提案内容の条件比較・評価業務の支援、(4)借受者との契約締結に関する支援(@契約条件の検討及び契約条件を踏まえた協定書(案)、定期借地権設定契約書(案)、各種覚書等必要書類の検討及び作成A同内容の確認及び契約締結支援)等。なお土地の不動産鑑定、測量は別途実施する。
請負期間は令和8年1月1日から10年3月31日まで。
主な競争参加資格は、▽国の競争参加資格(全省庁統一資格)又は京都工芸繊維大学の競争資格のいずれかにおいて、令和7年度に近畿地域の「役務の提供等」のA、B、C又はD等級に格付けされている者であること等。
入札書の受領期限は12月9日。開札日時は12月23日13時30分。
担当は京都工芸繊維大学施設環境安全課施設企画係(рO75−724−7083)。