高知市は、PFI手法のBT方式を採用する「六泉寺町市営住宅等再編事業(第1期)」の実施方針を公表した。2026年4月に公募型プロポーザルを公告し事業者を募集する。参加表明書は6月まで、提案審査書類は8月まで受け付ける予定。10月のプレゼンテーションを経て、11月に優先交渉権者を決定する見通し。
応募者の参加資格要件は、設計、建設企業などで構成するグループ。設計企業は、建設関係コンサルタントに登録している1級建築士事務所で、11年4月1日以降に竣工したコンクリート系構造(地上6階以上)集合住宅の実施設計を行った実績を求める。建設企業は、建築一式に登録し、本店が高知市内の企業は総合評定値1000点以上、市外にある企業は1500点以上あること。また、11年4月1日以降に竣工したコンクリート系構造(地上6階以上)集合住宅の施工実績を求める。
市は、老朽化が進む六泉寺町市営住宅(全34棟412戸)と北百石町市営住宅、丸池町市営住宅を再編統合し、六泉寺町市営住宅の敷地に新たな住宅を建て替える。計画では、全体の工事を第1期と第2期に分け、第1期で第1工区(2棟、約180戸)、第2期では第2工区(3棟、約100戸)を整備し、計5棟(約280戸)を建設する。
第1期の事業者は、第1工区の既存住宅などを解体撤去し、新たな市営住宅を整備する他、設計・工事監理・入居者移転支援などを行う。事業期間は、27年度から33年度末までの約6年間。
第1期の事業スケジュールは、27年3月に事業契約を締結し、新築住宅などの整備・移転支援を32年3月までに完了させる。その後、既存住宅の解体を33年3月までに終わらせる。
事業者選定までの手続きを支援するアドバイザリー業務は、地域計画建築研究所(京都市下京区)が担当。
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建通新聞社