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北陸工業新聞社
2025/12/01

【新潟】生産性向上「遅れている」/第4次・建設業活性化プラン/県が最終評価公表

 新潟県土木部は11月28日、「第4次・新潟県建設産業活性化プラン」(2021−25年度)の最終評価を公表した。
 県では、有識者等から成る評価・策定検討会議(座長・大塚悟新潟大学特任教授)を重ね、最終評価案と次期プランの素案を議論してきた。
 現行プランは、3つの柱に沿った7つの施策とSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みに関して達成度評価(数値指標の達成状況等)と事業評価(施策の実効性等)の2つの方式から、それぞれ4区分に分類。県が実施した意識調査や、業界団体へのヒアリング、各種統計データの分析などから施策を評価した。
 これによると、(1)経営基盤の強化〜ウィズ・ポストコロナ〜(2)人材の確保・育成〜ダイバーシティの推進〜(3)生産性の向上〜DX(デジタル・トランスフォーメーション)〜の3つの柱を順調(適切)、概ね順調(概ね適切)、やや遅れている(やや課題あり)、遅れている(課題あり)で評価を行った。
 7つの施策の評価は次の通り。
【経営の安定化】 低入札対策の推進、元請・下請関係の適正化とコンプライアンス強化
▽達成度=やや遅れている(最終目標達成率92・0%)
▽事業=概ね適切
【経営課題の解決支援】 総合相談窓口における経営支援、新分野進出、経営革新への支援など
▽達成度=概ね順調(同98・9%)
▽事業=概ね適切
【受注環境の向上】 施工時期の平準化、多様な入札・契約制度の導入など
▽達成度=概ね順調(同98・9%)
▽事業=概ね適切
【人材の確保・育成】 担い手確保・育成の促進、担い手確保のためのPR等の取組み
▽達成度=概ね順調(同96・0%)
▽事業=やや課題あり
【労働環境の改善】 労働環境改善の促進
▽達成度=やや遅れている(同96・5%)
▽事業=概ね適切
【ICT等の活用促進】発注業務におけるICTの活用推進、申請等のデジタル化導入など
▽達成度=遅れている(同/3次元測量51・0%、ICT建機による施工55・8%)
【新技術・新工法の活用促進等】 品質確保・向上、建設リサイクルの推進など
▽達成度=遅れている(最終目標達成率54・9%)
▽事業=やや課題あり
 また、7つの施策以外に「SDGs達成に向けた取組みの推進」については、目標は設定しないものの、事業評価としては「適切」としている。

hokuriku