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秋田建設工業新聞社
2025/12/01

【秋田】八峰町水沢橋の補修、方針変更して撤去/迂回路確保のため萩ノ台線を拡幅

 八峰町建設課は、補修予定だった目名潟大沢線・水沢橋に関し、地質調査の結果を踏まえて工事費を試算したところ、約6億円に膨らんだことから方針を変更。11月には水沢地区、萩ノ台地区の住民を対象に、橋梁を撤去する旨を説明した。今後は橋梁撤去のほか、同橋に添架されている水道管の移設、萩ノ台地区の迂回路確保に向けた町道萩ノ台線の拡幅などを実施する。萩ノ台線にはJR五能線の踏切もあるため、着工に向けJR東日本との協議も進める。

 昭和36年に架設された水沢橋(峰浜目名潟字中渡下台〜水沢字ウトウ坂下)は、水沢川に架かる橋長62.6m、幅員5.6mのPC橋。点検で壁式橋脚2基(P2、P3)の基礎部に洗掘が確認されたほか、P2橋脚では下流側の側面に破損もあったことから補修を計画。設計を興建エンジニアリング、地質調査を地盤環境コンサルタントで進めていた。

 地質調査の結果、地盤に課題があり橋脚2基の補修費は約6億円まで嵩んだ。また、いずれは桁も含めて全体的な改修が必要で、その場合は事業費が約11億円まで膨らむことから整備方針を検討。撤去費の試算は約2億円で、迂回路確保のための町道萩ノ台線の拡幅(約2億円)を合わせても全体で約4億円となる見込みから、撤去に方針を切り替えた。

 撤去の前に添架されている水道管を移設する必要があり、6月補正予算で確保した補修費4,500万円の組み替えを行って、設計費に充てる。設計は年度内に委託する予定。添架管は付近の水管橋(下水道)に架設する方針で、橋梁撤去には添架管移設後に着工する。

 萩ノ台地区では、水沢橋のある目名潟大沢線が通行不可になると迂回路が必要になるため、国道101号に接続する町道萩ノ台線を迂回路として選定。同路線は萩ノ台地区〜JR五能線までが幅員約5m、JR五能線〜国道101号までが幅員約3mのため、乗用車が通行できるよう、JR五能線〜国道101号間を拡幅する。

 このほか、JR五能線にある萩の台踏切道が踏切遮断機のない第3種踏切道のため、第1種踏切道(自動遮断機の設置または踏切保安係の配置)への改良をJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)に要望する。

提供/秋田建設工業新聞社