北陸電気工事(富山市小中、山崎勇志代表取締役社長)が富山市内で計画の「北陸電気工事(株)多目的宿泊棟新築工事」は、設計・監理および施工ともに日本海建興に決定した。完成は2026年5月の予定。
1日には建設地で関係者14人が出席し、起工式を挙行。神事では山崎社長が鎌入れ、日本海建興の山田仁史代表取締役社長が鍬入れし、関係者が順に玉串を捧げ、工事の安全を祈願した。
建設規模は、S造2階建て延べ831・41平方メートル(建築面積419・09平方メートル)。宿泊部屋の収容戸数が15室。エレベーターのほか、宿泊に必要な各機能も設ける。
建設地は、同市東黒牧字上野山割211番1、214番、215番1で、同社の能力開発センター(職業能力開発校)、技術開発センターが立地する敷地内となる。
式終了後、山崎社長があいさつし「多目的宿泊棟は、当社が掲げる人的資本経営の中で、人財の育成を少しでも早めようという積極的な投資の一つ。多様性、女性活躍の推進を進める拠点となる。人財へ積極的に投資することで、組織力と収益性を高め、その収益をさらに人財へ投資する成長投資の一環と捉えている。一段高い成長路線に向けて、変化に強い企業集団となるべく、ここを人財育成の拠点として、組織的に活用していく所存」と述べた。
また、施設の特長として、「個々のプライバシーを確保しつつ、共用スペースでは研修を受ける仲間と、ゆったりとした空間でしっかりとコミュニケーションが取れ、セキュリティーは当然、バリアフリー等にも対応している。女性社員だけでなく、障害を持つ社員など多様性に富んだ施設となる」と説明し、「能力開発センターで研修を受け、技術開発センターの体育館でリフレッシュし、この宿泊棟でしっかり休み、翌日はモチベーション高く研修に挑んでいただく思想を持った施設。工事を施工する皆様には安全最優先を徹底し、無事故無災害で竣工を迎えることを祈念したい」と話した。
新築する宿泊棟の同一敷地内にある能力開発センターでは例年、各部門に配属された新入社員が6カ月間以上にわたり、宿泊しながら技術や技能の習得に励んでいる。近年、同センターに女性専用の宿泊機能がなくなり、不便な状況が続いていたため、宿泊研修を受けやすい環境の整備・充実を図ることにした。