静岡県が発注し2024年度に完了した工事の、週休2日(4週8休)達成率は83・4%で、全国平均の84・1%に届かなかった。4週8休を達成した工事数を、24年度に完了した工事件数で割った数値。土木、建築、農林の部局が発注した工事が対象。愛知、岐阜、三重を含む東海4県では最も低かった。
政令市を見ると、静岡市は84・0%、浜松市は93・2%。全国の政令市の中で、浜松市は神戸市の94・9%に次いで2番目の高水準だ。
国土交通省が達成率の目安とする75%を超える都道府県は全国で40団体。23年度の13団体から大幅に増加した。
国は、週休2日の取り組みが進んでいる主な理由として「工事成績評定での加点などのインセンティブや、発注者指定型の原則化などで週休の意識が業界に浸透した」ことや「週休2日を考慮した余裕ある工期設定をし、施設管理者と工程について調整し理解を得るよう努めている」「後期の変更契約ができている」ことを挙げた。
一方、週休2日が進まない主な理由は「23年度に発注した工事の一部は週休2日の対象外としていた」「24年度の途中から通年維持工事に週休2日交代制工事を導入した」など。悪天候が続いた時の工程管理の煩雑さを嫌うことや、協力業者の理解を得られないなど「受注者側の理解不足」もあるとした。
国交省は「都道府県では週休2日工事の実施、達成は浸透した」とし、今後は市区町村への普及拡大を目指す。
(提供:褐囃ハ新聞社)