東北地方整備局秋田河川国道事務所は、推進中の国道13号河辺拡幅事業に関し、今年度から着工する起点側1工区の初弾工事を公告した。河辺こ線橋〜出羽グリーンロード(出羽丘陵広域農道)の間で行う延長約600mの土工事を9年1月29日の予定工期で進める。1工区は現道の北側にバイパスを新設するもので、今回の施工地は現道と平行する起点部。既設の水路や秋田市道神内3号線の付け替えをメインに行う。
河辺拡幅は、全長3,600m(秋田市河辺和田字和田〜河辺神内)を3工区に分け、4車線の全幅28m(車道W7m×2、路肩W2m×2、中央分離帯W3m、歩道W3.5m×2)に拡幅するもの。2・3工区(河辺字坂本〜河辺和田字和田、1,400m)は供用済み。
1工区は和田坂本交差点〜出羽グリーンロード交差部までの2,200m区間で、現道の北側にバイパスを新設。起点側の既設河辺こ線橋隣接に河辺こ線橋(仮称、L65m)、JR奥羽本線の東側に岩見川橋(仮称、L89.4m)も新設する。
2日に公告した工事では、起点側で既設水路を付け替えるため大型フリュームを設置するほか、既設河辺こ線橋の起点側で現道西側にタッチしている秋田市道神内3号線を大仙市寄りに付け替える。なお、国道東側にタッチしている秋田市道神内1号線も来年度以降に付け替え、3号線と1号線は新設道路にタッチさせる予定。
業務委託では、11月14日に開札した道路縦断検討・迂回路設計業務をウヌマ地域総研に委託。河辺こ線橋(仮称)から出羽グリーンロード方面に縦断勾配を急にすることで、擦り付け部を短縮して工期やコストの圧縮を図れないか検討している。
なお、秋田市上下水道局は、河辺こ線橋(仮称)の新設で支障となる下水道管を移設する。橋梁前後の河辺神内字坂ノ下、同字神内において、移設ルート案の検討を含めた延長977mの管渠実施設計(推進L200m、開削L777m)を1月7日に開札、来年6月30日の履行期限でまとめる。工事費は当初予算に要望し、8年度中の着工を目指す。
提供:秋田建設工業新聞社