新潟県議会12月定例会が2日開会し、花角英世知事は提案理由説明を行い、一般会計に73億5700万円を追加する一般会計補正予算など39議案を上程した。
冒頭、柏崎刈羽原子力発電所6号機と7号機の再稼働について、花角知事は国の対応を確認した上で、容認することを改めて表明。この判断に対する県民の意思の確認方法に関しては、「信任を得られるか、または不信任とされるかの判断を仰ぎたい」と話し、今県議会に対して信任・不信任を求めた。一方で、「現時点では県民の中で賛否は分かれているものと思われるが、正確な情報提供と安全対策・防災対策の周知を継続して行うことで、再稼働に対する理解が広がっていくものと判断した」と述べた。その上で「不安を感じる県民の思いを重く受け止めつつ、県議会の信任を得られたならば、立地地域、さらには県全体の経済社会の活性化とともに、安全・安心の向上に最大限努力する」と決意を示した。
全国的に激甚化・頻発化する自然災害に対応するため、防災・減災対策について、花角知事は「全国知事会と連携するなど第1次国土強靱化実施中期計画による予算措置を要望した」と説明。運営事業者が英国のシックスセンシズに決定した妙高地域の大規模リゾート開発では、「広域的な周遊の創出などにより上越圏域にとどまらず、佐渡をはじめ県全体の地域経済の活性化につながるよう取り組んでいく」と述べた。
12月定例会は22日までの会期21日間の日程で、4日の代表質問から論戦が本格化する。