東北地方整備局能代河川国道事務所は、推進中の米代川能代地区河道掘削に関し、下流側の中川原工区の完了に向け、河道掘削工事2件を今月中に公告する。対象は同工区の最上流左岸側で、上流側(L150m)と下流側(L300m)に分け発注する。上流側では掘削工事のほか、河川敷の管理道路整備も併せて行う方針で、道路も含めた延長は540m程度としている。
河道掘削は、洪水を安全に流下させることで、背後地の家屋浸水といった被害を防止するため行うもの。米代川水管橋付近〜能代市鶴形付近までを下流側から5工区(中川原工区、吹越工区、鰄渕・扇田工区、朴瀬工区、鶴形工区)に分け、下流から上流に向かって河道掘削を実施している。このうち中川原工区は日本工営、吹越工区は建設技術研究所が測量設計を担当した。
中川原工区は今回の公告で発注を終える予定。今年度から着工した吹越工区では、来年度以降も河道掘削を実施する。河道掘削に併せて樹木伐採を実施しているが、吹越工区ではクマ被害対策として樹木伐採を先行して行う方針。米代川沿川でクマの目撃情報が相次いでいるため、樹木伐採によりクマの早期発見などに繋げる。
このほか、掘削で排出される土砂の保管先を検討するため、向能代地区用地調査等を柴田工事調査で進めている。
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秋田建設工業新聞社