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北陸工業新聞社
2025/12/04

【新潟】橋梁構造変更など50億増額/国道17号浦佐バイパス整備/北陸整備局

 北陸地方整備局が魚沼市内で整備を進めている「一般国道17号浦佐バイパス」の事業費が、新浦佐大橋の基礎構造変更や労務費高騰など50億円の増額が必要となり、全体事業費は280億円になることが3日までに分かった。
 このほど開催された2025年度第1回北陸地方整備局事業評価監視委員会(委員長・佐伯竜彦新潟大学工学部教授)で事業継続が了承された。浦佐バイパスは幹線道路ネットワークの強化や冠水の回避、冬期除雪障害を解消するため、南魚沼市市野江甲(起点)―虫野(終点)の延長L=6・6キロ区間で計画。1988年に事業化され、97年に工事着手した。
 事業費の見直しのうち、新浦佐大橋(渡河部)の増額は39億円。橋台・橋脚位置で地質調査を行った結果、下層に軟弱な粘性土質が確認されたことから、支持層を当初想定よりも深い位置に見直すとともに、橋梁基礎構造を変更。
 また、橋梁詳細設計のため▽A1・A2橋台=直接基礎→杭基礎▽P1橋脚=ニューマチックケーソン基礎根入高4・0メートル→21・5メートル▽P2橋脚=ニューマチックケーソン基礎根入高4・0メートル→15・5メートル▽P3橋脚=ニューマチックケーソン基礎根入高1・9メートル→18・5メートル―にそれぞれ数量変更する。
 そのほか、労務費約22%、資機材費約26%の増加など11億円の増額が必要になった。
 浦佐バイパスの整備により、耐雪幅を考慮した十分な路肩拡幅を確保でき、冬期間における円滑な交通の確保、魚沼圏域の中核を担う魚沼基幹病院へのスムーズな救急搬送の確保、工業団地へのアクセス性・時間信頼性が向上することによる地域の産業集積支援と進出企業の生産性向上へ寄与することなどが期待されている。

hokuriku