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建通新聞社四国
2025/12/05

【香川】県 26年度に国道438号飯山工区改良

 香川県は、国道438号バイパスの整備について、2026年度は飯山工区のうち、最も南側の2`で道路改良工事などを進める。同工区の全線供用開始は27年度。この他、綾歌工区では用地買収、境界構造物工事を実施。岡田上工区では道路改良工事に向けた設計業務などを行う見込みだ。
 国道438号バイパスは、高松自動車道の坂出インターチェンジ(IC)と徳島県美馬市方面を結ぶルートの一つで、全体延長は7・6`。工事は北側から飯山工区、綾歌工区、岡田上工区に分けている。道路の全幅員は25b(岡田上工区の一部は23b)。幅員構成は、車道が1車線6・5bの片側2車線。片側の歩道が4・5b、路肩が0・5bとなっている。中央分離帯は2b。
 最初の工事は、1997年に飯山町(現丸亀市)の飯山工区で着工した。飯山工区は3工区に分かれており、全体延長は5・1`。19年度に、坂出市と丸亀市の市境から県道18号善通寺府中線までの1工区(延長1・8`)が完成した。
 続いて、本年度の11月に2工区の4車線供用を開始した。区間は県道18号(北側)から県道22号善通寺綾歌線(南側)までの延長1・3`。
 26年度に行う3工区の工事は、県道22号から綾歌町までの延長2`が対象。歩車道の境目の改良と舗装工事の他、歩道橋の上部工など進め、27年度の供用開始を目指す。
 残る綾歌工区と岡田上工区に関しては、綾歌工区では26年度以降、用地買収と埋蔵文化財調査を中心に進める。両業務が完了した箇所で境界構造物などの改良工事を開始する。11月現在の用地取得率は約60%。
 最も南側に位置する岡田上工区の延長は1・8`。24年度に事業着手しており、26年度以降は現地測量や設計業務を推進する。道路計画をまとめた上で住民説明会を開き、用地買収を進める方針だ。
 国道438号バイパスは、2月に策定した「香川県幹線道路ネットワーク整備長期ビジョン」で中讃東部南北軸に定められている。平時は坂出ICと美馬市方面を結ぶ道路としての役割を果たし、沿線開発や周辺地域の活性化に寄与する。災害時には、香川県と徳島県の緊急車両が行き来し、緊急患者搬送や救援物資輸送での活用が見込まれる。

提供:建通新聞社