滋賀県が28年開校を目指している県立高等専門学校は、年明けの1〜2月ごろをメドに「校舎棟」の入札が公告され、その後、「図書交流・食堂売店棟および学生寮」、「実習工場・実験室棟および体育館」がそれぞれ4月ごろに発注される見通しだ。いずれも建築と電気、機械の3件分離の予定。
県立高等専門学校の整備については、県内事業者の入札参加可能性を高める―等を目的に、建設工事は3工区(▽校舎棟▽図書交流・食堂売店棟および学生寮▽実習工場・実験室棟および体育館)に分割する方向で調整が進んでいる段階。詳細(JV施工か、あるいは単体施工か―等)を固めて来年1〜2月ごろにメインとなる校舎棟から順次発注・入札となる。
公表している基本設計によると、立地場所は、JR野洲駅から直線距離約1・3q北西に位置する場所で、用地面積は4万9500平方b。施設整備区画として3万6566平方b・環境保全・共生エリアとして1万1634平方b・アクセス道路として1351平方bを想定。各施設の構造及び規模は、校舎棟はS造3階建、延1万0900平方b、図書交流・食堂売店棟はS造2階建、延2400平方b、学生寮はRC造2階建、延1400平方b、実習工場・実験室棟はS造平屋建、2200平方b、体育館はS造平屋建、1600平方b―となっている。設計は、東畑建築事務所(大阪市中央区)。
今後については、ハード面は、用地関係として、▽盛土造成工事▽雨水排水設備整備▽歩道整備・防犯灯設置▽上下水道管(野洲市施工)・ガス管(大阪ガスネットワーク施工)・電線(関西電力送配電施工)の各敷設工事を完成・完了させていく。隣接国有地整備としては、国土交通省施行による盛土造成工事を進め、緊急復旧用資材備蓄や車庫・管理用道路・ヘリポート等の整備推進や、野洲市施行で水防センター・グラウンド(県立高専も使用)など利用施設を整備していく。
なお、整備費を昨年7月の試算より14億円追加し152億円(施工費144億円)となるとすでに発表済み。県は、滋賀県立大学が確保した外部資金7億5000万円を除く、136億7000万円を債務負担行為で確保していく。
提供:滋賀産業新聞