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北陸工業新聞社
2025/12/15

【福井】安全と普段使いを両立へ/敦賀市西公民館建設事業/工期は来年3月から13カ月

 敦賀市は、12月補正予算案で建設事業として総額13億6840万円の継続費を設定した、新たな西公民館について、避難所および緊急避難場所として防災面を強化するとともに、多世代の多様な市民が集い、学ぶ公民館として多彩に使える学習交流スペースを設けるなど、安全と普段使いの両方を追求する方針だ。
 老朽化が進む西公民館の移転新築にあたり、2027年度中の供用開始を目指し、新たな公民館の建設工事に着手する。工事期間は、26年3月から27年3月までの13カ月を見込んでいる。
 新たな公民館は、市立敦賀病院の北西側に位置する職員駐車場に建設。規模はRC造3階建て延べ1497・93平方メートル。その内訳は、避難所機能面積が239・50平方メートル、その他面積が1258・43平方メートル。敷地面積は2600・55平方メートルで、駐車台数は60台。
 部屋構成は、▽1階=事務室、学習交流スペースなど▽2階=研修室×3、調理実習室など▽3階=ホール、備蓄倉庫など―。
 まず避難所および緊急避難場所としての特徴を見ると、浸水に備えてホール、備蓄倉庫、電気室を上階に配置するとともに、避難階段と屋上避難場所を設置。マンホールトイレや非常用自家発電機を導入、防水シャッターも整備し、地面は約1メートル嵩上げする。
 一方、多世代の多様な市民が集い、学ぶ公民館の特徴としては、高齢者や障がい者、子育て世代など多世代に配慮。交流やランチ、勉強、お迎え待ちなど多彩に使える学習交流スペースを整備するほか、ホールのステージを壁面収納にし、活動スペースを確保する。また、工芸室や和室など用途を固定化せず、汎用性のある多目的な研修室とする(畳マット活用)。
 実施設計については、鳥居建築設計事務所(敦賀市)が担当している。

hokuriku