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建通新聞社(静岡)
2025/12/22

【静岡】富士市立中央病院 DB方式で新築

 富士市は、現地での建て替えを予定している富士市立中央病院(高島町50)について、新築工事における整備手法として基本設計DB方式で選定することを、「富士市立中央病院 新病院建設基本計画(案)」で示した。2026年度の早期に設計施工者選定に向けて公告し、同年半ばに事業を選定する計画だ。
 総事業費は、直近の同規模公立病院の落札状況や建設工事単価を見直し、今後入札を経て事業完成に至るまでに見込まれる費用などを考慮し算出した結果、530億〜570億円を見込んでいる。基本構想では、新病院の延べ床面積は4万0500平方b(病床数450床。1床当たりの床面積を90平方b)で計画していたが、事業費を抑制するため1床当たりの床面積を85平方bに変更した(病床数は変更なし)。そのため、新病院の延べ床面積は3万8250平方bを予定。建築面積は、約9500平方bを予定。病院建設地が住宅地に立地していることから、周囲への圧迫感やプライベートに配慮し、現病院の同程度の高さを想定している。また建物は、大規模地震の発生を想定し、免震構造を採用する。
 建設地の西側に潤井川が隣接していることから、病院敷地を1・2b嵩上げする。その他、止水板や排水ポンプなどを設置して浸水対策を講じる。また想定される液状化被害は軽微な地域であるが、インフラ確保に向けて埋設管補強を施す計画。さらに、72時間運転可能な自家発電機や非常用給水設備、防災倉庫などを設置し、大規模災害時にも診療機能が維持できる施設として整備を進める。 
 環境負荷に配慮すると共にランニングコストを抑えるため、高効率な熱源システムやLED照明などの省エネ技術を積極的に採用していく。また自然採光や自然換気、井戸水の利用など自然エネルギーを有効的に活用していく方針。太陽光発電について、利用可能な用途で検討していく。
 26年1月5日から2月5日まで、基本計画案についてパブリックコメントを募る。市民などから得た意見を反映し、年度末にかけて基本計画としてまとめていく。
 26年度から27年度にかけて、基本設計に取り組む。28年度内に実施設計をまとめ、年度内に本体工事に着手し、31年度内の新病院完成を目指す。完成後、現病院の解体や外構工事を行い、33年度に事業を完了する考え。
 プラスPM(大阪市中央区)とシップヘルスケアリサーチ&コンサルティング(大阪府吹田市)が基本構想・基本計画を進めている。

(提供:褐囃ハ新聞社)