トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(東京)
2025/12/22

【東京】都計道227路線157qを優先整備

 東京都と23区26市2町は「東京における都市計画道路の整備方針」(第5次事業化計画)の案を示した。計画案では2026〜40年度の15年間で優先的に事業に着手する道路(優先整備路線)として227路線の157`を選定。また、新たな取り組みとして、地域と連携して完成済みの都市計画道路の使い方を見直し、道路空間の再編を先導・推進する「リーディング路線」に22路線の10`を選んだ。この他、新たな都市計画道路の検討路線で6路線、計画内容再検討路線で20路線の29`、廃止候補路線で10路線の3`を抽出した。2026年1月30日までパブリックコメントを受け付け、25年度中に正式な方針を策定する予定だ。
 都などは都市計画道路の整備を計画的・効率的に進めるため、おおむね10年間の優先整備路線をまとめた「都市計画道路の整備方針」(事業化計画)をこれまで4回策定。23年度末までに総延長約3200`のおよそ65%に当たる約2100`を完成させた。
 次の第5次事業化計画では期間を15年間に延ばして227路線157`の優先整備路線を選定。社会情勢の変化などに対応するため、期間内の中間年次に必要な検証を行う。事業中の路線に加え、今回選んだ優先整備路線が完成すると、都市計画道路の完成率は約8割に達し、骨格幹線道路網がおおむね形成される。
 優先整備路線の内訳を見ると、都施行が96路線96`(うち区部49路線43`、多摩地域47路線53`)、区施行が66路線33`、市町施行が61路線26`、市街地開発事業によるその他施行が4路線2`となっている。第4次事業化計画の優先整備路線(320路線226`)と比べ、93路線69`少なくなった。都市強靱化の観点から、立川広域防災基地へのアクセスルートといった路線を選定している。
 また、新たに盛り込んだ「リーディング路線」はウォーカブルな道路空間が求められ、道路ネットワークの整備が進んでいる地域の中から、地元自治体の意向を踏まえて選定。区部で18路線、多摩地域で4路線とした。
 新たな都市計画道路の検討路線については、都市計画道路の新規決定に向けて関係機関と連携しながら検討を進めるため、区部で2路線、多摩地域で4路線を選んだ。羽田空港周辺地域での道路網の拡充に向け、海岸通りから羽田空港方面に接続する道路などを検討していく。