多度津町は、庁内での検討結果として、旧庁舎の跡地(栄町1ノ1ノ91)に図書館や資料館などの機能を集約した「教育文化センター(仮称)」を、旧総合福祉センターと旧中央公民館の跡地(栄町3ノ1ノ73他)には「子育て応援センター(仮称)」を整備する事業イメージを公表した。
これらを「『旧庁舎等跡地利活用』に係る多度津町公共施設再編・町有地有効活用検討プロジェクトチームにおける検討結果」として取りまとめた。
現在、3施設とも既存施設が残っているため、施設整備に向けて解体が必要となる。
各施設の想定規模は、「教育文化センター(仮称)」が2階建て延べ約2000平方b。図書館を中心に、資料館、自習室、テナントスペースなどを備える。
「子育て応援センター(仮称)」が2階建て延べ約1200平方b。子育て支援施設や多度津地区児童館、防災倉庫などを設ける案だ。いずれも用途地域は第一種住居地域に指定されている。
跡地活用については、人口減少や物価高騰、多くが老朽化している町内の公共施設の維持更新などの課題を踏まえ、既存施設の移転・集約・複合化が図れる施設を整備するよう検討が進められた。また、2施設が親和性を持ち、往来しやすくする点も考慮した。
財源イメージとして、解体工事費が3施設合わせて5億円、複合施設整備費が15億円で、計20億円。国からの都市構造再編集中支援事業補助金などを活用し、町の負担額は約5・5億円となる試算を行っている。
その他町内の公共施設の活用については、明徳会図書館や資料館は一部改修、多度津地区児童館は解体し、公民館や公文書館を整備する案なども検討された。
今後は、サウンディング型市場調査や住民の意向の確認を行う見込みで、駅周辺を含めた町内の経済性の検証を行いながら、具体的な事業計画の検討を進めていく。
提供:
建通新聞社