国土交通省四国地方整備局は12月3日、学識者を集めた高知港海岸地震津波対策技術検討会を開催し、長浜川河口部に設置を計画している水門の構造物断面について協議した。現場打ちコンクリートとプレキャストコンクリートの両案を比較し、専門家による意見を集めた。
通常、構造物の施工時には周辺に矢板を打ち込み、排水した上でコンクリートを打設するが、現地の岩盤が浅い箇所にあるため、仮締切の必要がないプレキャストコンクリートの導入も検討する。会合は非公開で行われたが、今回の意見を踏まえ、来年2月中旬〜3月上旬に開催する次回会合までに方針をまとめ、日本工営が進めている基本設計に反映させるという。
長浜川への水門設置は、高知港海岸の三重防護の一環で進める。同検討会では御畳瀬工区と浦戸工区の基本断面についても検討しており、こちらも次回会合で協議する。
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建通新聞社