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秋田建設工業新聞社
2025/12/24

【秋田】年度内に横手高校弓道場改修を再公告/第2期解体は9年度に

 県教育庁総務課施設整備室は、推進中の横手高等学校建て替えに関し、今年3月の入札が不落となった弓道場改修工事を今年度中に再公告する方針で調整している。全面改修する弓道場は木造平屋建ての施設で、射場が125.04u、的場が39.74u規模。なお、来年度は第2期解体工事を予定していたが、体育館棟新築の工期を9年3月まで延長したことから、9年度の実施となる見通し。

 事業は、施設の老朽化により現在地(横手市睦成字鶴谷地68)で建て替えるもの。新校舎は4年8月に供用を開始。5年度に旧校舎棟解体を終えている。現在は体育館棟(S2F3,840.58u、)の建築を伊藤・大和・創和特定建設工事JV、電気設備を桜沢・サンテックス特定建設工事JV、機械設備を平鹿設備工業の施工で進めており、8年12月までだった工期を延長して9年3月に完成予定。弓道場については今年3月に改修工事を開札したが不落となっており、今年度中に再公告する方針で調整を進めている。

 体育館棟の完成後は、9年度に第2期解体工事を行う。解体するのは第1体育館、第2体育館、セミナーハウス。このうち第1体育館は鉄骨造2階建て、延べ床面積973u、第2体育館は鉄骨造平屋建て、床面積1,300u規模。解体跡地には10年度にグラウンド、テニスコート・ハンドボールコート、部室棟を整備し事業完了となる。設計は草階・エムシーエー・久米設計JVが担当した。

提供:秋田建設工業新聞社