大仙市観光施設課は、道の駅かみおか(茶屋っこ一里塚、北楢岡船戸187)の建て替えに関し、公募型プロポーザルを実施していた基本設計の受託候補者として長岐建築設計事務所を選定した。近く契約し、8年7月31日の履行期限で進める。同年度は新施設実施設計(現施設解体設計含む)、造成設計、用地取得も実施。9年度の着工、10年7月のリニューアルオープンを目指す。
道の駅かみおか(W2F481.46u)は平成8年に建設された施設で、物産館やレストラン、かみおか屋台市場などで構成。建設から29年が経過し、施設や設備の経年劣化が進んでいるほか、物産館の販売スペース不足などが課題となっているため、現在地で建て替える。
新施設は、現施設の解体跡地と取得予定地(敷地南西農地)を合わせた約16,531uに建設。施設内には◇トイレ(190u)◇休憩施設(小上がりスペースなど、182u)◇情報発信施設(道路・観光情報など)◇物販施設(186u)◇飲食施設(563u)◇観光振興施設 ◇展望スペース(60u)◇その他施設(従業員休憩室、テナント向け休憩室、71u)―を設ける。また、駐車場(小型車120台、身障者3台、大型車14台)、イベント広場、防災施設も設置する予定。概算事業費は13億6,000万円(用地取得、現施設解体、新設、外構費)と想定している。
提供/秋田建設工業新聞