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建通新聞社四国
2025/12/26

【香川】高松市議会 道の駅業務予算案議決

 高松市議会は、高松市が道の駅塩江をPPP/PFI手法で整備する際に行うアドバイザリー業務の予算案を議決した。市は2026年度早期に同業務の委託先を募集する方針。また、早ければ26年度の9月補正予算案に新たな道の駅の施設整備費を計上する考えだ。
 塩江温泉郷観光振興事業費として計上した予算は、26〜27年度の債務負担行為の限度額3850万円。
 同案件は、17日に開かれた観光エリア・附属医療施設整備特別委員会に本議会から議案として付託された。高松市は委員に対して、22年の基本設計と比較し、社会情勢の変化で道の駅の施設整備費が高騰している状況を報告。従来型の発注方式からPPP/PFI手法を採用することで、施設整備費を約32億円から約24億円に圧縮できると説明した。主な内容は、木造構造への変更、分棟化、規模の縮小、平屋化を挙げている。
 官民連携手法の採用に当たり、サウンディング型市場調査などで得た情報を元に、事業者が参入する可能性を伝えた。26年度に開始するアドバイザリー業務では、募集条件の検討や民間事業者の募集・選定・契約に関する業務を進める。
 新たな道の駅のコンセプトは「オンリーワンの価値を持つ道の駅へ」を掲げた。また、予算は削減しているものの、事業費は最終的に51億円以上が想定されている。
 白石義人氏(自民党)は「長く地域や観光客に愛される、こだわった施設にする必要がある」と要望した。大山高子氏(公明党)も「オンリーワンとしている以上、高松市の中心市街地から1時間近くかかる塩江まで、行く価値のある道の駅を目指してほしい」と思いを述べた。
 この他、藤沢やよい氏(日本共産党)は「当初の予定から計画も変わっており、周辺住民からは事業が本当にできるのか不安の声もある」とPPP/PFI手法の採用に伴う近隣住民への説明を求めた。香川洋二氏(自民党)は「来訪者の滞在時間を延ばす工夫も大切だ」と意見を伝えた。高松市は、事業を進めるに当たり、委員会内で得た意見を生かしていく考えだ。
 事業のスケジュールは、早ければ27年度に設計着手し、29年度の開業を目指している。建設予定地は、既存の道の駅しおのえの対岸で、敷地面積は約9600平方b。建設予定地は塩江町安原上東35ノ1周辺。
 既存の道の駅は新施設完成後に解体し、駐車場として整備する。規模は木造2階建て延べ187平方b。敷地面積は1831平方b。所在地は塩江町安原上東390ノ4。

提供:建通新聞社