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建通新聞社(神奈川)
2026/01/05

【神奈川】横浜市 二谷小学校の建て替え設計を特定

 横浜市建築局は、二谷小学校の建て替えに伴う設計業務に関する受託候補者を川喜田建築設計事務所(横浜市中区)に決めた。公募型簡易プロポーザルで特定。配棟計画を複数比較した上での動線効率化の提案や、イニシャル・ライフサイクルコストの縮減に関する具体性、既存体育館床材をアップサイクルする取り組みなどを含め、項目全体で評価が高かったという。
 二谷小(神奈川区平川町11ノ1、敷地面積7600平方b)の老朽化した校舎を現地で建て替える。
 川喜田建築設計事務所の提案によると、新築建物の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約7322平方bで、敷地南側に配置する。体育館を2階の東側に整備し、内装を県産材で木質化。5階部分の敷地中央に位置する場所にFRP(繊維強化プラスチック)製のプールを設ける。
 また、廊下は吹き抜けを中心とした円の字型の回遊動線とし、明るく見通しが良い空間を作る。
 グラウンドには面積約3400平方bを確保。正門・昇降口前にオープンスペースとして「二谷ひろば」を配置して、近隣への圧迫感を軽減するとともに児童・職員・地域が交流できるようにする。
 この他、既存体育館のフローリング材を内装材やサイン、家具へ転用する方針である点なども高評価を受けた。
 これらの提案や、解体・土工事時に杭の引き抜き本数を削減する工夫などによって、工期とイニシャル・ライフサイクルコストの縮減を図る。
 プロポーザルには26者が参加を表明したうち、24者が提案書を提出。受託候補者の次点は白川設計(横浜市中区)だった。
 市が想定しているスケジュールでは、契約締結後から2026年3月31日までに基本計画を策定し、同年4月〜27年3月ごろに基本設計をまとめる。その後、解体設計を含めた実施設計に順次着手。並行して、工事監理を28年11月〜35年6月ごろまで委託する予定となっている。

提供:建通新聞社