高松市は、小中学校の屋外運動場に設置されているナイター設備のLED化に向け、2026年度に現況調査を行う考えだ。調査結果を元に、スケジュールなど27年度以降の取り組みを決定する。対象となる学校数が多いため、学校ごとの整備ではなく一括での事業実施を検討している。
市内の小学校56校のうち、ナイター設備が設置されている学校は45校。中学校は22校中13校となっている。築地小など廃校後も活用されている施設も含む。東植田小、香東中、同じ敷地内で小中一貫教育を行う塩江小・中はLED化の対応済みだ。
26年度に実施予定の調査業務では、主に各学校の照明柱の本数や築年数、消費するエネルギー量、施工時の金額や工期をまとめる。この他、民間活力の活用、リースなど一括発注の方式を比較・検討する。
小中学校の屋外運動場ナイター設備のLED化については、12月に行われた高松市議会の経済環境常任委員会で前川幸輝氏(国民民主党)が発言した。これに対して、高松市スポーツ振興課の溝渕雅春課長が答弁した。
一般照明用の蛍光ランプは「水銀に関する水俣条約」の製造・輸出入廃止の対象となっており、国内でも27年度末までに製造・輸出入が禁止になる。
高松市をはじめ各自治体の義務教育施設は、教育施設としての役割だけでなく地域のコミュニティ施設としての役割も担う。屋外運動場のナイター設備は、スポーツイベントや祭りでの利用の他、災害の発生時といった場面でも活用が見込まれるため、早期のLED化が求められる。
提供:
建通新聞社