戸田市はスポーツセンター再整備基本構想を策定する上で、さまざまな整備手法を比較検討して適切な整備手法を選択する方向に切り替える。これまで通り施設の建て替えを前提としつつ、既存施設を活用する再整備パターンについても検討候補に加えることで最適な再整備手法を選定する考え。手法検討に時間を要するため、基本構想の策定時期は当初想定から半年間後ろ倒し、9月をめどに策定を終える予定だ。
スポーツセンターは過年度に建て替えを終えたプール棟以外の2棟(センター棟・ゲーム棟)を再整備するため、委員会を開いて基本構想を策定中だった。これまでは従来方式またはDBOなどの民間活力導入による建て替えを行う方向で検討していた。
事業費高騰による入札不調が相次ぐ現状を重く見て、円滑に再整備を進めるため、既存施設を活用した再整備の可能性にも調査検討を行う。まずはサウンディング調査を行って民間事業者から幅広い意見を募る格好だ。
サウンディング調査では主に▽現況施設の改修が可能か▽改築・改修の両方で最適とみる事業手法▽民間収益事業の実現可能性▽各機能の再整備に関する方向性▽施設のコンセプトや基本方針実現に向けた方向性・取り組み――などの意見を求める。申込を受け付けた後、2月24日〜27日の期間でサウンディングを行う。
意見を踏まえ、整備方法ごとの施設配置案や概算費用、管理運営手法の利点・欠点を整理。今後の整備に向けて、基本構想段階で今後の手法に合わせて整備スケジュールを整理する予定だ。
今後は5月をめどに第8回委員会を開いて結果を報告し、基本構想案に関するパブリックコメントを行う段階へ入る予定だ。第9回の委員会を経て、10月から基本計画の検討へ着手。27年9月までに基本計画をまとめるイメージとなっている。
提供:埼玉建設新聞