6日に発生した島根県東部を震源とする地震で被災した伯耆町の現場を7日、平井伸治知事が小澤敦彦町長らとともに視察し、被害の規模を確認した=写真。
同町では上細見の民家で石垣が崩落し、宇代ではがけ崩れによる落石が発生。住宅や町道に近接する場所で被害が確認され、住民生活への影響が懸念されている。
平井知事は現地で「地震のエネルギーのすさまじさを改めて感じた」と述べ、断層の動きによる強い力が崩落を引き起こした可能性に言及した。町道の復旧や生活基盤の再建に向け、「県としてもさまざまな面でフォローアップし、1日も早く町民の生活が回復するよう全力を尽くしたい」と強調。
一方、小澤町長は「電話で状況を聞いていた時以上に、現場を見ると被害は大規模だ」と危機感をあらわにした。積雪の影響で被害状況が把握できていない地区もあり、「これからどのような被害が明らかになるか分からない」とした上で、「町だけでは対応しきれない部分も多く、県や国の支援をお願いしたい」と述べた。
崩落現場については、住宅が建っているものの非常に際どい状況だと説明。町道にも影響が及んでいることから、当面は町が応急的な処置を行い、雪解けや降雨による二次被害を防ぐため、緊急対応を進める考えを示した。
日刊建設工業新聞