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建通新聞社
2026/01/08

【大阪】大阪府内電気 975社の総合ランキング

 建設業情報管理センター(CIIC)が公表している建設企業の経営事項審査(経審)結果のうち、@売上高A2カ年(または3カ年)平均完成工事高B評点YC八つの経営状況分析指標―による総合ランキングを2025年11月28日時点のデータを基に独自に集計した(※)。今回のデータは、大阪府内に本社を置く主工種が「電気」の企業975社を抽出。四つの項目でより上位にランクインしている企業の総合順位を見ると、きんでんとパナソニックEWエンジニアリングがトップを分け合った。3位も栗原工業と住友電設の2社が並んだ。
 5月の調査ではパナソニックEWが初めて単独トップを獲得したが、これまで1位を守ってきたきんでんが盛り返した。きんでんは電気完工高で1位の他、前回10位以内に入らなかった経営状況分析指標の得点を上積みし、全項目でトップ10に付けた。パナソニックEWも経営面の2項目の1位を守り、全項目でトップ10に入って3期連続で総合1位となった。
 トップ20の企業では、これまで10位台に付けていた中央電設が経営面の得点、順位を上げて初めてトップ10入りした。阪電工も20位以内に初めて入った。

■きんでんが7000億円台の売上高に

 4項目のうち、売上高は4兆円を超える住友電気工業のトップは変わらず。2位のきんでんが7000億円台に乗せた。ダイヘンと住友電設が2000億円台で続き、泉州電業とかんでんエンジニアリングが1000億円台となった。電気完工高は4000億円台のきんでんが抜け出しており、900億円台で栗原工業、600億円台で住友電設が続く順位も変わらなかった。上位15社程度が100億円を超える完工高を上げている構図も変わっていない。

■パナソニックEW、大光電機、ヤンマーエネの3社が経営面のトップ3

 経営面について、評点Y、経営状況分析指標ともパナソニックEWが1位を維持。評点Yは1473点で、全業種の中でのトップも堅守した。2位の大光電機、3位のヤンマーエネルギーシステムも1400点台、4位の寺崎電気産業からきんでん、浅海電気、住友電設、レジル、9位の栗原工業までが1300点台の高得点だった。この他1200点台も12社あり、中央電設、東海電設、関電ファシリティーズ、JR西日本電気システム、三宝電機が加わった。三宝電機はこれまでの900点台から1200点台に大きく伸ばした。1100点台は11社、1000点台は110社、900点台は211社あった。
 経営状況分析指標は、評点Yと同じトップ3社がいずれも700点台をマークした。699〜650点も13社だった。650点以上をマークする企業が建築と土木が上位5社程度なのに比べ、電気はこれまでも上位10社程度と多かったが、今年の調査ではさらに上位15社程度まで拡大している。649〜600点は81社、500点台は390社、400点台は269社。400点未満の企業は218社あった。

※売上高、電気平均完成工事高、評点Yは経審結果にあるデータでランキング。八つの経営状況分析指標(@純支払利息比率A負債回転期間B総資本売上総利益率C売上高経常利益率D自己資本対固定資産比率E自己資本比率F営業キャッシュフローG利益剰余金)は、経審結果にあるデータをそれぞれ100点満点で得点化して独自に算出した総合得点で順位を付けた。これら企業としての儲けや経営安定度を見る四つの項目でより上位にランキングされていることが総合的に優れた企業と判断した。
取材協力・JME
 ※ランキング表は建通新聞電子版に掲載中

 提供:建通新聞社