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滋賀産業新聞
2026/01/13

【滋賀】草津市 高穂中学校の施設改修

 草津市は、計画している高穂中学校施設改修事業について、来年度に普通教室増築に係る設計業務委託を予定していたが、更なる調査が必要との判断から、当初予算案には設計費を計上しない考えを固めた。
 関係者によると、市の財源を鑑み、他の緊急を要する案件に予算が必要との判断に加え、将来的な生徒の増減の見極めが必要との声が生じたためとのこと。
 このため、設計委託発注時期は現在のところ未定。しかし、財源が確保出来た場合等が生じた場合は、補正対応で委託する可能性もある模様。
 なお、教室を増築する場合、同校は校内敷地が狭いことから、ピロティや渡り廊下を活用して教室を新たに設置していくこととなりそうだ。
 計画では、教育環境の充実を目的に学校敷地内に普通教室クラスを新たに建設する。規模等は設計業務で決定していく考えから未確定。
 なお、安全・安心な教育環境整備として、部分的な修繕・改修は継続して事業費を措置し、実施していく方針だ。
 同中学校は、草津中学校から分離し84年に開校。学区内の宅地開発や工業化による在籍生徒数の増による教室不足解消のため、過年度には開校時の普通教室棟の増築整備を実施。その他、バリアフリーや修繕整備は適時に行っていた。
 関連して、将来的な施設整理の基礎となる「公共施設白書」において、建築年数の経過とともに建物の老朽化が進むことから、現在の施設の機能を維持するためには、建物の大規模改修(部位や設備の更新)や、耐用年数の過ぎた建物の建替えが必要と示しており、その費用は、今後60年間の保全費と建替え費の総額を推計すると約1534億円と見込んでいる。財政が逼迫する現況の改善として、修繕や更新などを計画的に実施することで建物の長寿命化を実現し、建替え周期を延ばすことにより将来コストの減少を図ることを目標として定めた。同工事もその一環で、市は引き続き各教育施設の長寿命化整備等を推進し、適正な公共施設総量を図ってく方針だ。

提供:滋賀産業新聞