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日本工業経済新聞社(埼玉)
2026/01/15

【埼玉】新座市、第8次上水道施設整備事業計画の意見公募

 新座市は、2026〜30年度までの5年間を計画期間とする「上水道第8次施設整備事業計画」の最終調整に入る。同計画と同様に策定中の「水道ビジョン」と相互に連携して、水道施設再整備の方向性を打ち出す。主な事業としては西堀浄水場の設備更新、重要給水施設までの管路整備などに注力する考え。
 市の水道施設のうち片山・野火止浄水場は立地条件が厳しく新たな更新用地を確保できないことから、同計画では将来的に市の中心に位置する西堀浄水場を基幹浄水場として運用する施設配置を想定している。
 そのためには西堀浄水場を更新する必要があるため、計画案では複数案の整備方針を比較検討。最も安価で効率的な水運用を可能とできることを理由に、配水方式を既設高架水槽・ポンプ圧送の併用とし、新たな用地に受水池2万4000m3を整備する案が最適との考えを打ち出している。
 仮にその案となれば、今後の工程は▽26年度=用地購入・現地測量・地質調査・基本設計▽27年度=用地購入・基本設計・導入可能性調査▽28〜29年度=アドバイザリー▽30〜31年度=DBO――となるイメージ。総事業費には9億3000万円程度を見込む。
 水道施設の維持管理も順次実施する考えだ。計画期間の5年間では西堀4号・5号井の浚渫、西堀浄水場ろ過機・揚水ポンプ更新および送水管補修、片山浄水場の送水管補修、各浄水場の配水池壁面補修などを進める。
 水道施設の再配置や管路更新などに当たって事業量の増加が見込まれるため、計画的に事業を進めるために官民連携を積極的に検討していく。民間導入可能性調査などを通じて適切な整備手法を選定する見通しだ。
 管路については、重要給水施設までの配水管を30年度にかけて毎年度整備する考え。5年間の総事業費には19億円程度を想定している。その他の基幹管路や特殊管も同時に整備しつつ、区画整理での設計・施工や舗装復旧工事も含めると、5年間の総額が約32億円にのぼる試算が出ている。
 パブリックコメントは1月23日まで受け付ける予定。市民意見を踏まえて計画を調整する。

提供:埼玉建設新聞