小松市は、向本折地区で計画する新産業団地について、早ければ2月下旬にも実施設計を入札する方向で準備を進めていく。換地設計や路線測量業務も発注する。
同団地の対象エリアは向本折町と拓栄町地内。羽衣交差点周辺で面積は約50ヘクタールを想定する。現在、農地転用に関する協議を北陸農政局など関係機関と行っている。市は今年度6月補正予算に用地買収や物件移転補償、実施設計費として9億1000万円を計上。基本設計はサンワコン金沢支店が担当した。
2026年度の計画では、土地区画整理事業の認可後、造成工事に着手するとともに27年度をめどに事業者への用地分譲に関する公募(カタログ販売)を行う。29年度末の同団地完成を目指し、事業進ちょくを図っていきたい考えだ。
市は、これまでに新産業団地に関する適地調査の結果、向本折と串の2地区を決定。このうち、向本折地区を第1期計画として先行整備する。市内では安宅新産業団地に6社の進出が決まり、完売した。今後も企業進出や工場拡張の需要が見込まれることから、新たな受け皿づくりが急務だ。