新潟県建設産業団体連合会(福田勝之会長)は9日、仕事始めの恒例行事「工始祭(たくみはじめさい)」を新潟市中央区の白山神社で執り行い、一年の工事安全と業界繁栄を祈願した。
1963年(昭和38)から毎年行われており、北陸地方整備局および新潟労働局、県、東日本建設業保証新潟支店など各団体の代表者ら約40人が参加。作業安全と建物が永遠に栄えるとともに、社運隆盛に願いを込めた。
新潟市建築組合連合会による匠始ノ儀式(たくみはじめのぎしき)として、鋸ノ儀(のこぎりのぎ)、墨指し、墨付ノ儀(すみさし、すみつけのぎ)、釿打ノ儀(ちょうなうちのぎ)、鉋ノ儀(かんなのぎ)、槌打ノ儀(つちうちのぎ)が披露された。
引き続き、来賓として北陸地方整備局の高松論局長、新潟県土木部の清田仁部長、新潟労働局の福岡洋志局長らが紹介。あいさつに立った福田会長は、「社会インフラと生命を守り、将来世代の安全安心を確保するのが我々の使命。現場の最前線を担う地域の守り手として地域に貢献していく」と決意を述べた。その上で、労働災害の発生状況に触れ「全産業の中で最も多いことを真摯(しんし)に受け止め、安全対策、安全教育の充実、強化を図り死亡災害ゼロと、労働災害を根絶し、建設業にまい進できる一年となることを願う」と強く呼び掛けた。