北陸地方整備局港湾空港部は、能登半島地震で被災した港湾、海岸、空港の復旧・復興状況及び今後の見通しをまとめた。県内港湾ではこれまでの復旧工事により▽貨物量は昨年末時点で被災前の取扱貨物量と同程度まで回復見込み▽今年3月末時点に被災した主要係留施設延長の6割強が利用可能となる見込み▽26年度末に主要係留施設すべての本格復旧が完了見込み―という。
港湾の本格復旧工事は、直轄となる金沢港、七尾港、輪島港―、権限代行となる七尾港、輪島港、飯田港、飯田港海岸、小木港、宇出津港、穴水港、和倉港、和倉港海岸―において24年度から着手。同局では被災地の生業の再生に向け利用者と調整しながら可能な部分から供用を開始している。
金沢港では、無量寺ふ頭の一部被災個所において復旧に合わせ、岸壁の液状化対策を進めている。
和倉温泉海岸では被災した護岸の撤去・設置を同時並行で進めており、引き続き背後にある旅館の再建と歩調を合わせつつ、26年度中をめどに可能な限り早期の復旧を目指す。
輪島港では、24年7月にまとまった「短期復旧方針」に基づき、クルーズ船の寄港に合わせ、26年度中をめどに可能な限り早期の復旧を図る。
飯田港海岸は25年度末の完了に向けて復旧を進める。
能登空港ではエプロンの本格復旧が完了しており、引き続き利用を確保しながら滑走路などの工事を進め、早期の完了を目指す。