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建通新聞社四国
2026/01/16

【香川】県 26年度に円座香南線中間南工区の高架構造物設計

 香川県は、県道円座香南線(空港連絡道)の中間南工区に設置する高架構造物の設計業務を2026年度に実施する方針だ。事業用地の買収は完了しており、設計完了後の速やかな工事発注を目指す。
 同工区は、香川県公共事業評価委員会で新規事業採択時評価対象事業として事業評価の審議を受けている。事業の期間は26年度から11年間に設定。高架構造物は、空港連絡道のうち、暫定完了している中間工区の南側約700bに設ける。
 対象箇所は両脇の側道が開通しており、その間に確保した敷地=写真=に高架構造物を整備する。設計業務は700bの範囲全域を対象に委託する見通し。工事は設計内容を踏まえて、複数の工区に分けた発注が見込まれる。
 中間南工区には、上下線に分けて高架構造物を配置する。高架部の幅員構成は2車線で、1車線当たり3・25b、側道は0・5b。総幅員は7・5bとなっている。上部工と下部工の型式については、他の工区との整合性、経済性や施工性を考慮しつつ設計業務内で詰める。全体事業費は105億円。
 事業区間は高松市西山崎町から岡本町。
 空港連絡道の整備は、高松西と高松檀紙インターチェンジと高松空港のアクセス向上、道路交通の円滑化、大規模災害時の緊急輸送道路の確保が目的だ。1999年に事業着手し、2018年に北側の中間工区が暫定完了。同年度に南側の香南工区を事業着手した。
 整備目的のうち災害時対応に関して、高松空港は四国で唯一「航空輸送上重要な空港」に位置付けられている。災害時派遣医療チーム(DMAT)の参集拠点候補地でもあり、高松空港から四国4県へ展開する計画となっている。
 同空港と高松自動車道をつなぐことで、災害時のネットワークの多重化と代替性を確保し、広域な応急対応の迅速化を図る。

提供:建通新聞社