河北郡市広域事務組合は新年度、組合所有の津幡町莇谷の最終処分場近接地で建設を計画する次期処分場について、実施設計と発注支援業務に着手する方針だ。9月をめどに施設の規模や構造、配置などを盛り込んだ基本計画を策定し、生活環境影響調査など各業務も完了させる予定。総事業費は40億円超を見込み、2028年度の着工、30年度の完成を目指す。
現在の最終処分場は1999年10月に稼働開始した。敷地面積は4万4223平方メートルで、埋め立て面積1万8000平方メートル、埋め立て容量15万立方メートル。かほく、津幡、内灘の3市町から排出される金属類やガラス類、小型家電など一般廃棄物を受け入れている。近年は豪雨災害や能登半島地震により災害ごみの搬入が増加し、30年度には埋め立て容量が満杯になる見込みであるため、組合は新たな処分場を整備することにした。
基本計画策定と地形測量はナチュラルコンサルタント、生活環境影響調査と地質調査はマサコンサルティングが担当している。実施設計と発注支援業務は新年度後半から27年度にかけて行う予定。3カ年で工事を進め、31年4月の供用開始を目指す。