令和5年度(2023年度)から「愛知川1期地区」と「秦荘1期地区」の県営土地改良事業(経営体育成基盤整備事業)が進められている愛荘町で、「秦荘1期地区」に続く「秦荘2期地区」の実施に向けた申請手続きが、地権者らによって進められている。令和8年度(2026年度)の事業採択、事業着手を目指している。工期は令和13年度(2031年度)までの6ヵ年計画。
「秦荘2期地区」は、町の中部に位置し、一級河川宇曽川の右岸に広がる農業地帯で、蚊野、軽野の面積69fが対象。
昭和40年代後半から同50年代後半にかけて、県営ほ場整備事業により20〜30e区画に整備されている。しかし、地区内の水路・開水路(UF、現場打)は、老朽化により漏水が激しく、末端まで送水が十分に行き届かず用水不足を来している。また、支線排水路の側面や底面からは土砂が流出し、法面やパネルの崩壊も部分的に見られるのをはじめ、一部の農地は水はけが悪く作業効率や生産性が悪くなっている。
このため、用排水路及び暗渠排水を整備することで、生産性の高い優良農地を確保するとともに、農業の生産性の向上を図り、豊かで競争力のある農業の実現に資する。
工事概要・概算事業費は次の通り。
◎秦荘2期地区
▽面積=69f
▽用水路工(6億4000万円)=開渠L5・132q、トンネルその他L2・622qの計L7・754q(VUφ150〜300_、BF250〜500_)
▽支線排水路工(6200万円)=開渠L1・414q(高密度PE管・プレハブ柵渠)
▽暗渠排水工(1400万円)=A3・9f
▽総事業費=9億2200万円(測量試験費1億4500万円、工事費7億1600万円、用地買収費800万円、埋蔵文化財調査費1000万円)
なお、「秦荘地区」は、現在進行中の「1期」に続き現在採択申請中の「2期」のほか全7期で計画。また、「愛知川地区」は、現在進行中の「1期」に続き全3期まで計画されている。
提供:滋賀産業新聞