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滋賀産業新聞
2026/01/22

【滋賀】大津市企業局 膳所浄水場の延命化計画

 大津市企業局は、本丸町にある膳所浄水場の延命化を計画しており、早ければ近く、遅くても今年度内には基本設計を一般競争入札で公示する。期間は12ヵ月を予定。
 内容によると、湖都大津・新水道ビジョンにおいて、膳所浄水場は32年度に廃止し、加圧ポンプ場へ用途変更する計画。そのなかで中長期経営計画の見直しを行い、膳所浄水場の32年度以降の延命化を視野に入れた全体最適化を目指す。今回は膳所浄水場を延命化する場合に必要となる手法等を検討し、中長期経営計画へ反映する考え。今後は、能力縮小更新する場合の必要水量確認や、縮小時に必要な条件確認(系統変更、新瀬田浄水場ほか関連する施設に必要な作業、整備計画)などに取り掛かる。
 対象施設は、膳所浄水場・能力4万8800立方b/日、取水設備・取水口鋼製9b×9b×8・8b(新瀬田浄水場と共用)、取水管SPφ1000_×L547b。取水ポンプ室・RC造245・3平方b、取水ポンプ・水中斜流型P18・5kw×D200_など。浄水設備は、生物接触ろ過池・RC造37平方b×8池、粉末活性炭接触池・RC造37・5b×8b×4b×1池、粉末活性炭注入設備室(S造2階建、延306平方b)、溶解槽・鋼製タンク12立方b×2基、混和池・RC造4・2b×4・4b×4・1b×1池。薬品沈殿池・RC造13・7b×22b3・85b×2池。急速ろ過池・RC造50平方b×6池、急速ろ過池・RC造50平方b×3池、浄水池・RC造3000立方b×1池、浄水池・RC造1526立方b×1池、高架水槽・RC造×1池。管理本館(RC造3階建、延1353・67平方b)―など。
 また、そのほかに同浄水場では、現状における低区系処理施設を廃止し、高区系処理施設の設備更新する規模縮小も計画している。低区系廃止の残存する共通設備・既設脱水機棟内の休止設備を撤去したうえで、同棟内へ移転更新する。また、敷地内設備のレイアウト変更による必要な土木配管工事は行い、低区系処理施設は廃止し、低区系送水ラインへの追い足しラインの構築を行う。
 同市では、今後の水道事業を取り巻く経営環境に対応し、安定的かつ効果的な事業運営を実現するため、今後の浄水場更新事業と運転管理業務について、民間事業者の創意工夫を最大限に発揮する官民連携が好ましい―とし、湖都大津・新水道ビジョンにおいては、32年度までに水道システムの再構築を実施していくため、浄水場の更新・廃止など、多数の大規模工事等を並行して実施し、運転管理業務を継続しつつ、実施するためには現体制の強化が必要となっている。

提供:滋賀産業新聞