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北陸工業新聞社
2026/01/22

【石川】譲渡仮契約は来年1月までに/金沢港東部工業用地中央卸売市場青果棟を移転/県・市が合意書締結

 石川県は21日、金沢市との間で、県が所有する金沢港東部工業用地(湊3丁目1番1の一部)の譲渡に関する合意書を締結した。市では用地取得後、中央卸売市場青果棟を移転整備する方針で、村山卓市長は「(同市場再整備工事の)基本設計を仕上げるにあたり、用地取得に関する合意書がどうしても必要だった。これでまた(再整備事業が)一歩前に進んだ」と語った。
 合意書締結式は県庁で開き、馳浩知事、村山市長が合意書に署名し、書面を取り交わした。下沢佳充県議会議員も同席。懇談の中で、馳知事は市場再整備にあわせ、食の魅力発信強化に期待を寄せ、村山市長は余剰地を活用し、賑わいづくりを検討する考えを示した。
 譲渡用地は同港東部工業用地Aロット約7・5ヘクタールのうち、約7ヘクタールで、面積は分筆に伴う測量後、確定する。用地単価は不動産鑑定士による評価額を基に県市双方が合意の上、決定し、譲渡仮契約は2027(令和9)年1月までに結び、同契約に基づき、県議会での議決後、速やかに引き渡す。
 中央卸売市場再整備事業は、現在地(西念4丁目地内)の青果部、水産物部を分離する形で、青果棟は現市場外(同港東部工業用地)に全面移転し、水産物棟は現青果棟の敷地で建て替える。新たな青果棟は31(令和13)年度まで、新水産物棟は35(令和17)年度までの完成を目指していく。
 基本設計は現在、中央卸売市場再整備工事安井・山岸建築設計共同体で鋭意進められ、2月末までに完了させる。

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