阿波銀行(本店・徳島市 福永丈久頭取)は、手形・小切手の全面電子化に向けた追加対応として、最終振出期限を9月30日に設定すると発表した。9月30日付で自己宛小切手の発行を停止し、商業手形割引の新規実行も終了する(でんさい割引は引き続き利用可能)。手形・小切手帳の発行は3月末で終了するが、既に昨年7月から発行を原則1回1冊に制限している。
国・産業界・金融界が、手形・小切手の全面的な電子化を行うことを決定しており、それに伴う措置。法人などの顧客に対しては、「でんさい」や「法人インターネットバンキング」などによる、電子的決済手段への移行を呼び掛けている。
追加対応の内容公表は昨年12月24日付。でんさいとは、全国の金融機関が設立した全銀電子債権ネットワーク(通称・でんさいネット)による電子記録債権のこと。電子記録債権は、手形・指名債権(売掛債権等)の問題点を克服した金銭債権で、事務負担が大幅に軽減される。
今後、建設関連業者がこれまで取り扱ってきた手形・小切手が無くなり、電子決済へと移行していく。10月以降に振り出された手形・小切手は当座勘定から支払えなくなる。
支払地が阿波銀行の手形・小切手を阿波銀行窓口に持参した場合、振出日が10月以降のものは入金できない。また支払地が他行の場合、他行が振出期限を設定している場合は決済されない可能性がある。手形・小切手の取立(取立の受付終了は2027年3月末)の場合、支払地が阿波銀行の場合でも振出日が10月以降のものは受け付けできない。支払地が他行の場合、他行が振出期限を設定している場合は決済されない可能性がある。
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建通新聞社