能美市は、旧辰口フラワーハウス跡地で計画する観光交流拠点について、整備構想案を取りまとめ、スケジュールや整備イメージを示した。DBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式による事業進捗が見込まれ、2027年度にも施設の基本・実施設計に着手したい考えだ。
辰口町地内の同跡地は加賀産業開発道路に面する。敷地面積は7500平方メートル。構想案によると、敷地内の南側に整備を予定する施設は、道の駅機能を有する観光交流拠点を想定。観光案内や特産品の販売、体験型観光、飲食テナント、創業者のチャレンジショップ、コワーキング機能を備えるほか、敷地内の芝生エリアでマルシェなど多様なイベントを開催できるようにする。
駐車場は約120台を確保。裏手にある辰口福祉会館駐車場等の活用も視野に入れ、敷地北側の法面にアクセス用の階段などを整備する。今後のスケジュールでは新年度に敷地造成、27年度に基本・実施設計、28年度に工事着手、29年秋ごろのオープンを目指す。
同フラワーハウスは、旧辰口町が1988(昭和63)年に開設。管理棟や観賞棟、育苗棟、作業棟などが立地していたが、2023年度に解体した。周辺には、いしかわ動物園や辰口丘陵公園、アドベンチャーガーデン能美、辰口温泉といった施設が立地し、観光面でのポテンシャルが高い場所となっている。
同跡地の利活用では、これまで整備構想検討委員会で内容を協議するとともに、民間活力導入に向けたサウンディング型市場調査も実施してきた。市は、同構想案のパブリックコメント(意見募集)を2月20日まで実施する。問い合わせは農林課(電話0761―58―2256)まで。