福井県は、物品等の発注において、低入札価格調査制度、および最低制限価格制度を導入する方針だ。
ことし4月1日付の契約以降について、庁舎その他施設の維持管理業務委託を対象とし、競争入札を行う案件に適用すると発表した。
目的は、労務費や原材料費等の上昇を受け、適切な価格転嫁を図るためとしている。
対象は、庁舎その他の施設にかかる維持管理業務で、清掃や警備(機械警備を除く)、消防設備と空調設備の保守点検、受付業務、電話交換業務などを挙げている。
低入札価格調査制度
(イメージ図、フロー図を参照)は、WTO政府調達協定対象。予定価格の制限の範囲内で、調査基準価格を下回り、かつ最も低い価格の者(A)に対して調査を行い、契約不履行の恐れがないと認められる場合、落札者となる。Aが落札者と認められない場合はBに対して同様の調査を行い、Bも落札者として認められない時は、Cが落札者となる(Cは調査基準価格以上のため、調査は不要)。調査基準価格は、予定価格の100分の75〜92の範囲内で設定。
また、最低制限価格制度については、WTO政府調達協定の対象外。予定価格の制限の範囲内において、最低制限価格以上、かつ最も低い価格の者を落札者とする。最低制限価格は、予定価格の100分の75〜92の範囲内で設定する。
なお、今回の制度に関する詳細な実施設計要領等は、近く(1月30日)正式に公開予定。