防衛省は、島嶼防衛の強化や老朽施設の更新等を県内で進めている。馬毛島(R8)仮設は30日に公告予定。工事規模は600億円以上が見込まれ、外来隊舎新設は3月3日に開札。また、古仁屋港(瀬戸内町)は須手地区の公有水面約3・6haの埋め立てに向け、2026年度の申請を計画している。
西之表市の馬毛島で進む基地整備は、12月に管制塔が完成。飛行場支援施設等では消防車庫や食堂の基礎工事に2月以降に着手するほか、格納庫や滑走路等の整備を継続。
仮設工事の概要は、砕石プラント撤去や海上・陸上輸送、仮設物管理・運営。種別は土木一式で開札予定は4月15日、着手時期は8月、工期は16カ月を見込む。
外来隊舎D新設の建物規模はRC造2階建約6100uで、工事規模をみると外来隊舎の建築が50億円以上、電気・通信は10億円以上15億円未満、管は20億円以上、工期は27年12月15日まで。
古仁屋港の須手地区では、東側約2・9ha、西側約0・7haを埋め立て、隊庁舎(RC造8階建約6000u)や燃料タンク(2基)、哨舎(RC造平屋建て約130u)等を設置。瀬戸内分屯地は火薬庫やレンジャー訓練塔、宿舎の整備を予定している。
国分駐屯地(霧島市)は、老朽化に伴う火薬庫の建て替えに向けた調査・設計、隊庁舎(RC造6階建約1万1000u)新設は発注に向けた手続きが進み、体育館(RC造3階建約3900u)の建て替えは設計の履行期間が28年6月30日まで。
このほか、奄美駐屯地(奄美市)は、27年度に計画している電子戦部隊増強に関連する保管庫や隊庁舎の新設に向けた調査・設計、移動式警戒管制レーダーの車両整備(隊舎含む)の調査、門型洗車場整備を予定。さつま町に整備する火薬庫等では、管理地区の隊庁舎等の実施設計、川内駐屯地(薩摩川内市)は、28年度に予定する対空電子戦部隊の配備等に関連する保管庫の調査・設計を26年度に委託する。
■鹿屋航空基地
格納庫等を建替え
鹿屋航空基地(鹿屋市)は施設最適化を進める。建て替えは、格納庫や倉庫、教場、整備場、隊庁舎、整備場・倉庫、体育館・食堂、射撃場等で、改修は隊舎、整備場、史料館、教場、管制塔、格納庫、倉庫、庁舎等をECI方式で進めている。
また、火薬庫2棟や滞空型UAV(シーガーディアン)の整備格納庫の設計、既存施設の移設・撤去、隣接する用地取得等を予定している。