トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2026/01/27

【大阪】兵庫県内建築 668社の経審ランキング

 建設業情報管理センター(CIIC)が公表している建設企業の経営事項審査(経審)結果のうち、@売上高A2カ年(または3カ年)平均完成工事高B評点YC八つの経営状況分析指標―による総合ランキングを2025年11月28日時点のデータを基に独自に集計した(※)。今回のデータは、兵庫県内に本社を置く主工種が「建築一式」の企業848社のうち建築一式の完成工事高の元請け比率が50%以上の668社を抽出。四つの項目でより上位にランクインしている企業の総合順位を見ると、ノバックが1位に返り咲いた。前川建設が2位、正光が3位となった。
 ノバックは、23年と24年の各2回の調査でいずれも1位、前回25年5月時点の調査では2位に順位を落としていた。
 今回は4項目全て1位の″完全制覇″。過去2回の調査で1000点台前半に落としていた評点Yが1294点まで回復、同じく経営状況分析指標も500点台後半から668点まで戻した。
 2位の前川建設も4項目全てトップ10に入り、前回の調査で大きく伸ばした経営面の2項目の点数を維持したものの、トップには及ばなかった。

■完工高は明和工務店が2位に浮上

 4項目のうち、売上高は1位のノバック、2位の美樹工業とも300億円を割ったが、約2億円の差でノバックがトップを守った。200億円を超えたのは新井組と東海近畿クボタの2社、さらに明和工務店も200億円台に乗せた。100億円超の企業は、SHOWAGROUP、TC神鋼不動産サービスなど9社だった。
 建築平均完工高は、200億円を突破したノバックに続いて明和工務店が2位に浮上。この他に100億円を超えたのは新井組、ソネック、前川建設、柄谷工務店の4社。順位の入れ替わりはあるものの、メンバーは変わらなかった。

■正光が評点Y1200点台

 経営面について、評点Yはノバックが1位。正光が1200点台を維持して2位。前川建設、神戸ビル管理、サンコウの3社が1100点台。1000点台は900点台から点数を伸ばした幸和、トーホー・コンストラクションなど22社あった。900点台は80社で、前回調査と同数だったが、24年5月調査の63社、同年11月調査の71社と比べ増加傾向にある。
 経営状況分析指標では、トップのノバックだけが650点を超えた。同社を含め600点台の高得点企業は17社で、24年11月の11社、25年5月の12社からやや増えている。500点台は180社、400点台は224社。400点未満の企業は247社あった。

※売上高、建築平均完成工事高、評点Yは経審結果にあるデータでランキング。八つの経営状況分析指標(@純支払利息比率A負債回転期間B総資本売上総利益率C売上高経常利益率D自己資本対固定資産比率E自己資本比率F営業キャッシュフローG利益剰余金)は、経審結果にあるデータをそれぞれ100点満点で得点化して独自に算出した総合得点で順位を付けた。これら企業としての儲けや経営安定度を見る四つの項目でより上位にランキングされていることが総合的に優れた企業と判断した。
取材協力・JME
 ※ランキング表は建通新聞電子版に掲載中

 提供:建通新聞社