久喜市(梅田修一市長)は2026年度当初予算案を公開した。一般会計全体のうち、投資的経費は前年度比62・6%増の281億9088万6000円にのぼった。過年度から進めているごみ処理施設整備推進事業費や、余熱利用施設・公園などの一体整備事業費などが計上され、大幅な増額となった。主な新規事業として、本庁舎増築棟整備事業に1089万4000円を編成。そのほか、栗橋北2丁目地区土地区画整理事業に3億2343万6000円を、幼稚園管理事業には4887万4000円を盛り込んだ。
本庁舎増築棟整備事業では、増築棟の整備に関わる基本構想・基本計画を策定する。策定支援業務は公募型プロポーザル方式で事業者選定を想定しており、予算成立後なるべく早く公告したい考えだ。
現在、庁内検討委員会において増築に向けて基本方針案の作成を進めており、この基本方針を3月下旬ごろに決定する。今後のスケジュール案としては、26年度に基本構想をまとめ、27年度に基本計画を定める。実施設計は29年度に行い、建築工事を30〜31年度に手掛ける想定だ。
21年策定の個別施設計画によれば、増築棟の想定延べ床面積を2万uとして、市内各所に点在する庁舎機能の集約を目指す方針が定められている。基本構想ではこの施設規模や事業手法を整理する。また、現時点で庁舎周辺としている建設予定地を具体化する。
栗橋北2丁目地区土地区画整理事業では、水防団の活動拠点や災害時の避難場所として(仮称)防災公園の管理棟建築工事を予定。3億943万円を計上した。発注は建築・機械・電気の分離発注をイメージし、5〜6月ごろにそれぞれ一般競争入札を公告する想定だ。建築工事は2カ年で手掛ける。
施設規模はRC造2階建て、建築面積が581u、延べ床面積が947u。同工事の設計は丸田一級建築士設計事務所(久喜市、рO480−52−1060)が手掛けた。
同公園では建築工事が完了した後、28年度に造園工事を単年度で実施する。開園日は未定だが、敷地面積5000u程度の都市公園として整備する。
幼稚園管理事業では、中央幼稚園(下早見85−15)の外壁改修工事費に3925万9000円を充てた。予算案が可決されてから発注時期を決定する考えで、入札方式は一般競争入札を想定する。改修は建築基準法第12条点検で指摘があったため対応するもの。
設計は丸田一級建築士設計事務所(久喜市、рO480−52−1060)が担った。
水道事業会計では、森下浄水場配水池築造工事詳細設計業務委託として、限度額3809万3000円を26〜27年度までの債務負担行為に設定。
下水道事業会計においては、上内中継ポンプ場更新工事に総額3億1410万円を2カ年継続費に設定。年割額は26年度に6524万円、27年度に2億4886万円とする。久喜菖蒲工業団地雨水ポンプ場更新工事には総額8億8670万円を2カ年継続費とした。年割額は26年度が1億8064万円、27年度は7億606万円とした。
なお、一般会計全体では、前年度比16・9%増の851億3000万円を編成している。
提供:埼玉建設新聞