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北陸工業新聞社
2026/01/29

【新潟】残5億7600万、導水施設など/田川(十日町)総合流域、進ちょく61.6%/県土木部

 新潟県土木部河川整備課は、一級河川信濃川水系田川(晒川)総合流域防災事業について、2025年度以降の残事業費5億7600万円を投じ、導水施設など33年度の完了を目指していく。
 田川が流れる十日町市は、全国でも有数の豪雪地帯。この地は晒川ダム事業により克雪用水を確保する予定だったが、国のダム検証で中止を余儀なくされた。屋根雪処理は機械力による運搬排雪をしているものの、道路交通障害や機械稼働スペース等の問題が生じるなど近年も度重なる豪雪被害を受けている。このため、克雪用水(消流雪用水)の確保が急務となっている。既設揚水機場増強等を実施することで消流雪用水を事業地内の河川等に導水する計画だ。
 全体計画によると、13年度に新規着手し、揚水機場増強一式、導水施設L=660メートル、配水池施設一式。このうち残事業は導水施設L=592メートル、配水池施設一式。当初は22年度の完了を予定していたが、地権者交渉の難航に伴う導水ルートの計画見直し等で遅れが生じた。今後は導水路設置工事の際に地元と通行規制方法など調整を行いながら、効率的な施工方法を検討する。事業個所は十日町市学校町地内。総事業費15億円に対する進ちょく率は61・6%となっている。

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