石川県議会は1月30日、本会議を再開し、善田善彦、打出喜代文、宮下正博、小松実、長田哲也、馬場弘勝の6議員が一般質問した。
兼六園周辺文化の森における「美術の小径」の屋外エスカレーターの設置に関しての課題を問われた馳浩知事は、(1)本多の森一帯の雰囲気と自然豊かな斜面の緑を壊さないための景観への配慮(2)雨や雪、落ち葉対策といった維持管理の負担(3)事故を防止するための安全対策―を挙げ「社会福祉会館解体後の跡地一帯の緑地化に向けて解決策を検討していく」とした。
国の名勝である兼六園の県有地化への決意を問われた知事は「今後、庭の専門家や文化・観光分野をはじめ、県内各界各層の産学官からなる協議体を立ち上げて、将来のあるべき兼六園の姿、どのような投資をすべきか議論していただく。議論の結果を国へ示して、協議を重ね県有地化を実現したい」と意欲を示した。
能登半島地震により大きく被災した、県障害者支援施設「精育園」(穴水町七海地内)を巡り、町側が移転候補地として示した、のと鉄道穴水駅西側の町有地について知事は「市街地に位置し交通の便もよく、学校に近く、地域交流が期待できるエリアで、適地であると考えている」とし「まずは地元住民に対して整備内容を説明し理解を得ていくことが重要。町の協力を得て速やかに移転先を決めたい」とした。