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新建新聞社
2026/02/03

【長野】「上田市母子寮」建替に総額約8億

29年度設計着手、個別施設計画に位置付け
子育て支援センター6施設で予防修繕
 上田市は、老朽化が著しい「上田市母子寮」(常田3−2−60)について、建て替え事業に着手する方針を固めた。2月2日に開催した「2025年度第3回上田市子ども・子育て会議」で、子育て支援施設等個別施設計画(案)に明記した。
 計画によると、事業は段階的に進め、29年度に設計業務(事業費2600万)、30年度に本体建替工事(同6億8500万)、31年度に既存施設の解体工事(同1億0300万)を行う。現時点の事業費総額は約8億1400万円規模となる。
 同市は、子育て支援施設を対象に老朽化や耐震性能、バリアフリー対応状況などのハード面と、利用・稼働状況といったソフト面を組み合わせて評価を実施。その結果、母子寮については建て替えが妥当と判断した。
 母子寮は1979年築造、RC造3階建て、延べ1170u。母子世帯の心身および生活の安定を図り、相談・援助を通じて自立を支援する施設として運営してきたが、雨漏りや外壁の亀裂など老朽化が進行していることに加え、エレベーターの未設置や各居室に浴室が無いなど、居住性・利便性の面でも課題を抱えている。
 市は今後、検討状況や財政状況を踏まえ、事業時期や事業費について見直しを行う可能性があるとしており、計画内容を精査しながら事業化を進める考えだ。子育て支援施設等個別施設計画の計画期間は、26年度から35年度までの10年間としている。
 このほか市は、市内の子育て支援センター6施設についても、施設機能の長寿命化を目的とした予防保全的修繕を実施する方針を同日示した。
 対象施設は、◇中央子育て支援センター◇神科子育て支援センター◇泉田子育て支援センター◇中丸子子育て支援センター◇真田子育て支援センター◇子育て支援施設ゆりかご―。実施時期は30年度を想定している。

提供:新建新聞社