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建通新聞社四国
2026/02/03

【愛媛】愛媛銀行 本店周辺整備プロジェクト着手へ

 愛媛銀行(松山市勝山町2ノ1)は、本店の建て替えや本店周辺の既存建物の効率的な利用を計画する「ひめぎん本店周辺整備プロジェクト」に2月2日付で着手する。事業費や具体的な建物の規模などは明らかにされていないが、2031年春ごろの新本店完成を目指す方針。
 1915年に創業した同銀行が110周年を迎えるに当たり、築後65年を経過した本店建物(6階建て延べ5640平方b)について、耐震性や防災性の強化を目的に建て替えるとともに、これまで本部組織の拡充で分散していた部署や関連会社の集約を図る。合わせて周辺エリアも一体的に整備する。
 対象エリアは本店周辺を含め約7300平方b。当該地域は、松山城や道後温泉、松山東高等学校(旧明教館・藩校)などの歴史・文化資源が集積し、都市機能と文教・居住機能が重なり合うエリアとされる。また、松山市の中心市街地を含む「松山城周辺地域(135f)」が2024年12月に国の定める都市再生緊急整備地域として指定を受けたが、同銀行の本店周辺エリアもこの地域に含まれていた。
 同銀行によると、これまで本店の建て替えを含め本部機能集約、周辺整備を検討していたが、国指定を受け、計画を正式に開始することにした。指定地域では、都市計画などの特例措置が受けられ、民間事業者が行う都市開発などで一定の要件を満たせば税制優遇や金融支援などを受けられることになる。
 同銀行では今後、「地域と共に 次世代につなげる まちづくり」を周辺整備のコンセプトに、「安全・安心なまちづくり」と「地域経済の活性化」を目指して、地域と金融・経済が交わる拠点づくりを進め、次世代へとつながる持続的な地域づくりに貢献していく考えだ。

提供:建通新聞社